国立天文台によると、奄美では午前9時35分から日食が始まり、10時55分から同57分までが皆既日食になるとのこと。食が終わるのは12時22分だそうです。
現地ではこの間、だんだん空が暗くなって、日ごろの風景とは全くちがった世界になるでしょうね。ぜひ、見てみたいものです。
ところが、動画配信技術の進歩で、時空を超えた体験が可能になりました。
ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、
大阪や茨城でもリアルタイム
で、日食のすべてを見ることができるのです。
日本ビクターが開発したハイビジョンの約4倍の「4K」(3840画素×2160画素)という超高精細映像撮影用ビデオカメラを使って、奄美大島での日食を撮影。
その高解像度の動画を、けいはんなプラザ、大阪市立科学館、大阪ABCホール、つくばエキスポセンターの4会場にライブ伝送して約1000万画素の高精細プロジェクターで上映し、一般公開するというものです。
この皆既日食のナマ中継は、独立行政法人情報通信研究機構(以下「NICT」)と、超臨場感コミュニケーション産学官フォーラム(以下「URCF」)が共同で行う「7.22皆既日食の4K超高精細全天映像ライブ伝送上映通信実験」によるものです。
しかし、単なる高解像度の映画会のようなものと思っては行けません。