コスト削減が各企業の大きな課題となっている今、少しでも無駄なスペースをなくし、オフィス空間を有効活用するために、座席レイアウトの作成にも高い精度が求められるようになりました。

以前のように手がきや表計算ソフトなどを使っていたのでは、センチ単位での高精度でのオフィス家具の納まりも確認できません。

こうしたオフィスレイアウト作業を簡単かつ高精度に行えるソフト、「3DオフィスデザイナーLM」が7月31日にメガソフトから発売されます。しかし、単なるCAD的な作図機能だけではありません。


ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、


オフィス家具に属性情報


を持たせることにより、リース期限や減価償却残高などの資産管理も行えるようになっているのです。また、キャビネットの収納容量や備品、収納物の一覧表などの数量集計も、いろいろと行うことができます。

これらのオフィス家具などは、3次元形状を持っていますので、いわば、建物の運用段階における「BIMソフト」とも言えそうですね。

「3DオフィスデザイナーLM」の操作画面(画像:メガソフト)
オフィス家具などの3次元パーツには属性情報が埋め込まれており、リース残期間や減価償却額などの会計情報も扱える(左)。キャビネットなどには内部に収納されている資料や機器などの情報も登録でき、「プロジェクター」などで検索すると、それが入っているキャビネットが画面上に表示される(画像:メガソフト)


標準価格は、1万4700円(税込み)と、非常にリーズナブルですが、本格的なBIMソフトも驚くような機能が搭載されているのです。