グーグルアースでは、日本の代表的な都市の街並みがリアルに3D化され、本物そっくりの建物が見られるようになっていますが。これと同じように、どこの街並みでもビデオ映像から3次元モデルにしてしまおうという画期的なサービスが現れました。

北海道札幌市の岩根研究所が7月17日に発売する「3DPCCI」というサービスは、

ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、


1キロ当たり60万円


からという低価格が売り物です。

その元データとなるのが、ある地点から周囲をぐるりと撮影する「全周囲動画」です。グーグルストリートビューの写真撮影に使われているのと同様な車載カメラを使って、道路上を移動しながらビデオ映像を撮っていきます。

そのビデオ映像を「CV(カメラベクトル)技術」という特殊技術を使って建物や道路面、構造物などの形状データとなる「ポリゴン」と、デジタル写真のような「テクスチャ」を同時に生成するというものです。

「全周囲動画」のデータから建物のポリゴンやテクスチャを同時生成し、街並みの3Dモデルを作る「3DPCCI」サービス(画像:岩根研究所のプレスリリースより)
台湾農村部を3Dモデル化した例(画像:岩根研究所のプレスリリースより)