本州も梅雨のシーズンを迎えましたが、これから7月、8月と気温が上がり、日差しがきつくなっていくとき、現場で注意しなければいけないのが、熱中症です。

熱中症とは、気温、湿度、輻射熱などの影響で体内に熱がこもることにより引き起こされる体の不調で、ときには全身の臓器不全や死亡にまで至ることのある恐ろしいものです。

現場の作業に熱中しているときなどは、ついつい熱中症のことなど忘れてしまいがちですが、そんなときにアラームを出してくれる便利なグッズが登場しました。


ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、熱中症の危険度ランクを


ブザーとLEDで警報


を出してくれる携帯型熱中症計なのです。


日本気象協会が6月26日に発売するもので、サイズは縦66mm×横46mm×厚さ14mmと、ペットを育てるゲーム並みにコンパクトで、本体の重さも20gと軽いので、常時、身につけておくことができます。

日本気象協会が発売する携帯型熱中症計(写真:日本気象協会のプレスリリースより)

熱中症予防指針(写真:日本気象協会のプレスリリースより)



熱中症の危険度ランクによって、「厳重警戒」と「危険」のときはブザーがそれぞれ異なるパターンで鳴るようになっています。

危険度ランク(熱中症指標ランク)の考え方は、日本生気象学会のものを基本とし、日本体育協会のものも参考とした独自方式を採用しています。


驚くべきことに、その価格は


たった1050円(税込み)


と、非常にリーズナブルになっています。


日本気象協会(http://www.jwa.or.jp/about_jwa/)の各支社や支店で販売するほか、ネットショップ「てるてる君ショップ」(http://kisyou.ocnk.net/)でも扱うそうです。

真夏の現場で働く人は、ぜひ、1台持っておきたいグッズですね。