太陽光発電パネルの寿命は意外と長く、40年とも、50年とも言われているそうです。
せっかく、太陽光のエネルギーを電力に変えてくれるエコロジカルな製品ですので、中古市場が発達すると、より地球環境に優しいですね。
と思っていたら、偉大な実例がありました。長野県駒ヶ根市に本社を置くネクストエナジー・アンド・リソースでは、
ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、
25年前に製造された
太陽光発電パネルを大量入荷。4月7日から1年間の保証も付けて販売を開始したのです。
同社が入手したのは和歌山県白浜町の遊園地「白浜エネルギーランド」に1989年12月から2009年2月まで約20年間、設置されていた松下電器や京セラなどのパネル、計1700枚です。
25年前の太陽光発電パネル（以下の画像：エクストエナジー・アンド・リソースのプレスリリースより）
太陽光発電リサイクルセンターをもつエクストエナジー・アンド・リソースのホームページ
これらのパネルは、それより前に、1980年代当時の「サンシャイン計画」で、静岡県浜松市内の研究開発設備として使用されていました。
1枚当たりの出力は20Wから40Wですが、これまでの検査の結果、90%以上のパネルが
定格出力の80%以上
の発電の性能を持っていることがわかったのです。
太陽光パネルの性能試験装置を備えた「太陽光発電リサイクルセンター」という部門を持ち、2004年9月には古物商許可を取得した同社では、2008年1月にも約20年前のパネル約300kW分、住宅100軒分を“発掘”し、再利用したこともあるとのこと。
地球環境にやさしいビジネスを行うためには、「古物商」という視点も必要になりそうですね。
