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「渋滞とパンデミックは同じ」という本のモデル企業は

2009/04/03

構造計画研究所
可視化
幻冬舎といえぱ、郷ひろみの「ダディ」、村上龍の「13歳のハローワーク」、小林よしのりの

「新・ゴマー二ズム宣言」シリーズなど、数々のベストセラーで話題を集めている出版社です。


今年の3月、同社から建築、土木プロジェクトや都市、防災問題などの裏方で活躍する

“縁の下の力持ち”的なソフト的技術を紹介する新刊が発売されました。


そのモデルとなったのは、ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、



あの、構造計画研究所



なのです。


新刊のタイトルは、「あなたにもミエル化?」というユニークなもので、著者はノンフィクション

作家、山根一眞氏の「メタルカラーの時代」をサポートした愛弟子、喜多充成氏です。


構造計画研究所は以前は建築、土木用CADやソフトウエアのベンダーとして知られていましたが、

最近は総合エンジニアリング企業として、ITや通信、製造業などもカバーする

技術とサービスのコンサルティングでも幅広いサービスを提供しています。


構造計画研究所をモデルにした幻冬舎の新刊「あなたにもミエル化?」


建物を宙に浮かすことで地震の縦揺れを吸収する「3次元免震システム」もやさしく解説


総合エンジニアリング企業として幅広いサービスを提供する構造計画研究所のホームページ

建築、土木や防災などで活躍するエンジニアの人は、最適化やシミュレーション、数値解析

など、様々なツールを使っていますが、いざ、一般の人にその内容をわかりやすく、面白く

説明しようとすると難しいのではないでしょうか。


例えば、道路の交通渋滞は「前車との距離が空けば加速し、詰まれば減速する」という単純な

ルールで動くクルマの「速度のムラ」があることで発生するそうです。


渋滞はない方がいいですが、逆に新型インフルエンザの爆発的流行である「パンデミック」

を軽減するためには、逆にいかにウイルスが感染していく経路に“渋滞”を発生させるかが

カギになると本書は説いています。


これらのお堅い技術を面白く読ませてもらった後、構造計画研究所とは、



“ソフト界の村田製作所”



のような会社だなと思ってしまいました。


建築、土木分野ではこのほか、同社が開発した「3次元免震システム」と新幹線との関係、

解析に時間がかかりそうな津波警報が瞬時に出せる秘密、「一人一台の無線機」という

以前なら考えられないケータイの開発が自動車の衝突事故を防ぐ「高度道路交通システ

ム」に生かされていることなどの話が満載です。


日ごろ、意識していなかった建設分野の技術も、意外と面白いじゃん、ということを改めて

気づかせてくれる一冊です。新しい切り口で楽しめますよ。

家入 龍太ケンプラッツ

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