10月30日、東京・秋葉原で「拓かれる、建築の新しい未来」というテーマで、

「ArchiFuture2008」という展示会、セミナーイベントが開催されました。


建築家の槇文彦さんが基調講演を行ったほか、BIMや建築3次元モデルを中心とした

パネルディスカッションや事例紹介、新製品紹介などのセミナーが行われました。


また、展示会場では約20社のブースが立ち並んだ



建築CAD展示会



は、かつてのA/E/C展の再来を思わせるものでした。


あるシステムインテグレーターの出展社の人も「久しぶりに顔を見た人がいた」

と話していました。


隈研吾氏の作品を3Dプリンタで出力した模型

 
展示会場には建築CADやソフトの他、大判プリンタや3Dプリンタも展示されていた


建築家、槇文彦氏の基調講演は満員の状態


建築3次元モデルの活用に関するパネルディスカッション(左)や来年発売の日本版BIM対応3次元CAD「イージス」の発表も行われた

展示会場では、CADや建築関連のソフトウエアの他、大判プリンタや3次元プリンタなども

展示されていましたが、グラフィソフトのブースで面白いものを発見しました。


ナ、ナ、ナ、ナ、ナント



隈研吾作品を3Dプリンタ



出力した模型が置いてあったのです。

繊細な格子状の外装や内部の壁、屋根も細かく、忠実に作れられていました。


10月も最後の日でしたので、オープンな展示会場は少し寒かったですが、

午後5時のイベント終了時まで多くの来場者が熱心に見学していました。