甦れ!日本の建築2008
目次
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【第15回】セミナー報告●BIMブートキャンプを終えて ~BIM習得のコツとワークフロー改善~
2次元CADに慣れ親しんだ建築設計者にとって、BIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)の導入に欠かせない建築用3次元CADの習得は大きな壁のように思えることもあるでしょう。いったい、どれくらいの練習時間があれば3次元CADをマスターできるのかという疑問に対する答えが、9月26日、東京・…
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【第14回】セミナー報告●CASBEEとBIM ~その意味と可能性~
建物の総合的な環境性能や品質の評価を行う日本独自のツール「CASBEE」を、ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)と連動させようという取り組みが今年9月に始まりました。JaGBC(日本グリーンビルド評議会)傘下のCASBEE研究開発委員会内に、「CASBEE-BIMワーキンググループ…
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【第13回】セミナー報告●BIMで実現するサステナブル・デザイン
「BIMで実現するサステナブル・デザイン」というテーマで講演したのは、ニューヨークを本拠とするSHoPアークテクツの建築デザイナー、ジョシュア・エミグさん。大小様々なプロジェクトにBIMを活用し、サステナブルデザインにも力を入れています。その代表例として、ニューヨークで建設中のファッション工科大学(…
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【第12回】セミナー報告●BIMとワークフロー改革
アメリカ建築家協会会員のロバート・ミドルブルックス氏は9月26日、東京・品川で開催されたBIMシンポジウム「甦れ!日本の建築2008」で、海外におけるBIMモデルの活用事例を報告しました。BIMとワークフロー改善」と題した講演で紹介されたのは可視化やシミュレーションによって合意形成や情報共有、建物の…
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【第11回】セミナー報告●日本の設計ワークフローの課題とは
9月26日、東京・品川で開催されたBIMシンポジウム「甦れ!日本の建築2008」で行われた日経アーキテクチュアセッションでは、「日本の設計ワークフローの課題」というテーマで、大手デベロッパーや建築設計事務所の建築設計者4人のパネラーが意見を交換しました。建築設計への3次元CADやBIMの導入が進みつ…
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【第10回】セミナー報告●次世代CADによる生産プロセス改革
9月26日、東京・品川で開催されたBIMシンポジウム「甦れ!日本の建築~3次元で建設プロセスが変わり始めた!」には、昨年を大幅に上回る400人近い建築関係者が集まり、講演やシンポジウムの内容も「BIMの日本における実践」を意識したものが多かったのが特徴です。今回から、当日の講演内容を連載でお伝えして…
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【第9回】BIMによるワークフロー改革!営業、設計、維持管理が変わり始めた
去年の前半まで、「ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)」という言葉は、ほとんど日本の建築業界では知らせていませんでした。ところが、この1年の間、日本のBIMに対する取り組みは大きく前進し、建築設計実務の効率化や業務のワークフロー改革も行われつつあります。
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【第8回】構造計算から熱環境検討まで!BIMモデルを解析業務に生かそう
ビルディング・インフォメーション・モデリング(BIM)を導入し、建物の3次元モデル(BIMモデル)から図面を作成できるようになると、平面図、立面図、断面図の整合性が自動的にとれ、図面に対応した建具表や仕上げ表なども3次元CADソフトが自動的に集計して作ってくれます