2008/06/17
管理人のイエイリです。
6月14日の朝、東北地方を襲った岩手・宮城内陸地震では、20人以上の死者・行方不明者を出しました。
この地震で、亡くなられた方のご冥福をお祈りいたします。
さて、今回の地震ですが、注目すべきはその加速度です。
防災科学技術研究所がこのほど発表したプレスリリースによると、
地表ではナント、
4Gを超える加速度を記録
したというのです。つまり、重力加速度の4倍以上の揺れだったわけですね。
スペースシャトルが打ち上げられるときの加速度でさえ、3Gちょっとだそうですから、
いかに、この地震のパワーがすさまじかったのかがわかります。

震源に最も近い観測点IWTH25(一関西)での加速度、速度波形(画像:防災科学技術研究所のプレスリリースより)

地震関係の情報が充実している防災科学技術研究所のホームページ
これは、防災科学技術研究所の「KiK-net」という強震観測網の震源に最も近い「一関西」という観測点で
記録されたデータで、最大1433galだった水平動に対して、上下動は最大で3866galと、2倍以上だったのです。
さらに、驚くべきことは、
地下260mでも1G以上
の加速度が記録されました。この波形もプレスリリースに掲載されています。
これまでは、地表面は軟らかい表層地盤によって震動が増幅されるが、地下はあまり揺れない
という“常識”があったと思いますが、これだけ深いところで1Gを超える震動が記録されたのはショックです。
今や、全国の強震観測網の加速時計も最大4Gに対応できるようになっているそうです。
これだけ、地震の真実が明らかになってきたのも、ITによって高密度の地震観測が行われるように
なったおかげでしょう。
この貴重なデータを、今後の地震対策にぜひ、有効活用していきたいものです。
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