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上下動はエアサスで軽減!3次元免震装置付きのマンションが登場

2007/09/14

 
 
管理人のイエイリです。


地震の被害が目立つ昨今の事情を反映して、最近は免震装置付きのマンションが増えてきました。

といっても、地震の水平方向の震動を免震装置によって地盤から切り離すタイプがほとんどで、

上下方向の震動に対しては従来通りというものがほとんどです。


ところが、構造計画研究所が施主となって建設する低層マンションは、
 
 
 
ナ、ナ、ナ、ナ、ナント、上下動を
 
 
 
エアサスペンションで乗り切る!
 
 
 
装置が搭載されているというからビックリです。


上下方向の揺れを吸収しようとすると、免震支承も上下に動かなくてはいけません。

その結果、建物が「ロッキング」という傾き方向の振動を起こすので、上下方向の揺れに対応するのは

難しかったのです。


積層ゴムと空気バネがセットになった3次元免震ユニット(写真・画像:構造計画研究所のニュースリリースより)


ロッキングを起こさず、上下震動を吸収する仕組み


3次元免震ユニットを採用した「阿佐ヶ谷プロジェクト

ロッキングを起こさずに、上下方向の揺れを吸収できるのは、免震支承同士を油圧配管で連結し、

片方は上、他方は下といったロッキングの動きを抑制する仕組みになっている機構を採用したからです。


この低層建物向けの3次元免震システム「ハイパー エアサスペンション」は、構造計画研究所が

清水建設とカヤバシステムマシナリーが共同で開発したものです。


初めて導入する「阿佐ヶ谷プロジェクト」では、地下階に3次元免震ユニット8基設置します。

試算によると、水平方向の震動を800ガルから100ガルへ、上下方向の振動を300ガルから120ガルへと

軽減できるとのこと。


これだけ、優れた免震性能があれば、建物の寿命もかなり延びそうですね。

で、「阿佐ヶ谷プロジェクト」では、
 
 
 
「家歴書システム」
 
 
 
も導入されることになっています。


SMILEシステム」という、住宅の図面やエネルギー消費量、住宅に導入された耐久消費財などの履歴を

こと細かに記録し、設備の取り扱い説明書なども保存しておけるというものです。


3次元免震装置や家暦書システムを備えた「阿佐ヶ谷プロジェクト」は、

今後のマンションの方向性を示しているのかもしれませんね。


<コメント(旧システムへの投稿分)>

●家入様
私も最近,同じものを研究し始めました.
松久(京大)
投稿者: 松久 寛 | 2007年10月18日 16:18

家入 龍太ケンプラッツ

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