2007/04/02
皆さん初めまして。今日から「入門講座 グーグルアースにビルを建てよう!」を連載することになりましたSeaGateと申します。
さて、インターネット企業の覇者Googleは、2006年4月27日、とある3次元モデリングソフトを無償公開しました。それがこの講座の主役、Google SketchUpです。SketchUpはGoogleが買収した@Last Software社の開発したソフトウエアですが、建築設計分野や土木設計分野で以前から人気のあった3次元モデリングソフトです。
私自身もこれまでいろいろなCG作成ソフトに挑戦しては挫折を繰り返してきたのですが、このGoogle SketchUpではスタイロフォームやスチレンボードで模型を作るような感覚で3次元モデルが作成できるため、すっかりお気に入りの3次元モデリングソフトになってしまいました。
しかし、Google SketchUpはただ単に使い勝手のよい3次元モデリングソフトというだけではありません。SketchUpにはGoogle Earthと連携し、ヴァーチャルな地球上の好きな場所にビルなどの3次元モデルを建てることができる仕組みが用意されているのです。そのため、インターネット上にはかつてないほど多数の建築物や土木構造物の3次元モデルが公開されるようになりました。
そこでこの講座では、皆さんと一緒にGoogle SketchUp 6で建物の3次元モデルを作り、実際にGoogle Earth上に表示させるための基礎知識を学んでいきたいと思います。Google SketchUp 6は現在のところ英語版しか提供されていませんが、非常に直感的な操作で3次元モデルを作成することができるので、どんどん試しているうちに使い方のコツがわかってくるはずです。
何はともあれGoogle SketchUpをダウンロードしてインストールしなければ始まりません。また、これまでGoogle Earthを使ったことがない人のために、Google Earthのダウンロードとインストール方法もあわせて説明します。どちらも簡単ですので、是非チャレンジしてみてください。
まず、Google SketchUpのダウンロードとインストールを行ってみます。Webブラウザで下記のWebサイトにアクセスしてください。
>> http://sketchup.google.com/download.html
Webサイトにアクセスすると次のようなページが表示されますので、このページの左側にある[Google SketchUp 6]の方で使用しているOSを選択し、[Download Google SketchUp 6]ボタンをクリックします。すると、セットアップファイルのダウンロードが始まりますので、後はダウンロードしたセットアップファイルをダブルクリックし、ウィザードの指示に従ってパソコンにインストールすればOKです。

Google Earthをまだ使ったことのない人は、あわせてGoogle Earthのダウンロードとインストールも行っておきましょう。Webブラウザで下記のWebサイトにアクセスしてください。Google EarthはWebサイト、ソフトウエアとも日本語版が提供されているので安心ですね。
>> http://earth.google.co.jp/download-earth.html
Webサイトにアクセスすると、次のようなページが表示されますので、使用しているOSを選択して[Google Earthをダウンロード]ボタンをクリックし、セットアップファイルをダウンロードします。後はGoogle SketchUpと同様に、ウィザードの指示に従ってパソコンにインストールしていきます。

ところでSketchUpには、高度な業務向けの機能が利用可能な有償版のGoogle SketchUp Pro 6とそれらの機能が省略された無償版のGoogle
SketchUp 6があります。現在のところどちらも英語版のみの提供となっていますが、前バージョンのSketchUp Pro 5には日本語版があり、今年前半にはGoogle
SketchUp Pro 6の日本語版もリリースされる予定です。
この講座では、無償で公開されている英語版のGoogle SketchUp 6を使用しますが、SketchUpの特徴はきわめて直感的な操作で3次元モデルが作成できる点です。下の図は、小学校一年生の娘がSketchUpで描いたものです。特に教えたわけでもなく、私が操作しているのを見ていて覚えてしまい、1時間足らずでこのような絵を描きました。子供たちはSketchUpで自由に「3次元お絵かき」をするのが大好きです。今まで3次元モデリングソフトを使ったことのない人も、「習うより慣れろ」の精神で是非挑戦してみてください。

※ 「【入門講座】グーグルアースにビルを建てよう!」は、原則として毎週月曜日に更新します。
| ●著者プロフィール● SeaGate 大阪の建築設計事務所に勤務する一級建築士。Google SketchUpを使ってさまざまな3次元モデルを作成し、Google 3Dギャラリーに登録している。Google Earthに採用されたモデルには、大阪城、国会議事堂など日本の代表的建築物のほか、蒸気機関車のC62などもある。SeaGate Blogを更新中。http://www11.plala.or.jp/seagate/ |
| ●グーグルアース関連記事へのリンク ユビキタスアイ グーグルアースで発見!能登半島沖の2分前にも大地震があった(2007年03月26日) 土木構造物も注目!グーグルアースでリアルな明石海峡大橋が見られます(2007年01月18日) グーグルアースに精密ビルが建ち始めた!「立方体」だった東京タワーもリアルな姿に(2007年01月11日) Google Earthで江戸時代にタイムスリップ!そこで感じたことは・・・ (2006年11月17日) 建設3次元まつり 【第10回】グーグルアースは建設の3次元化を加速させるか (2007年2月13日) 進化するGoogle Earthを建設、不動産業界でどう活用するか 【第2回】Google Earthの3次元ビル群はどのように作られたか (2006年10月10日) 「建築・土木・不動産でグーグル・アースをどう使う」の第2弾!都市を同スケールで比較する (2006年07月18日) |
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