会計検査院は2013年度の「決算検査報告」で、島根県大田市が実施した市道歩道部の拡幅工事を不当事項とした。路体を支える土留め壁が、ずさんな施工によって設計と大きく異なっていたと判断したためだ。問題の工事は、同市が市道二中前線の道路改良事業の一環として市内久手(くて)町で実施したもの。既存市道の歩道部を拡幅するために、矢板工事やアンカー工事、舗装工事、防護柵工事などを行った。
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