東京電力は6月2日、福島第一原子力発電所の構内で「凍土遮水壁」の建設に着手した。鹿島が工事を担当している。凍土遮水壁は、深刻化する汚染水問題への対策として国が建設を決めた。建設費319億円は国が、一般家庭1万3000世帯分の電力使用量に相当する維持費は東京電力が負担する。2014年度末に凍結を開始し、建屋の止水処理が完了する20年度まで維持する方針だ。
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