JR東日本は5月15日、東日本大震災で被災して運休している常磐線相馬(福島県相馬市)―浜吉田(宮城県亘理町)間の復旧工事に、5月7日に着工したことを明らかにした。事業費は約400億円で、津波被害の再発を防止するために軌道の一部を陸側に移設する。延長を被災前より500m長い23.1kmとして、約3年後に運行を再開する予定だ。その一方で、福島第一原子力発電所に近接する竜田―原ノ町間は依然として復旧のめどが立っていない。
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