ビル直下ではトンネルの耐火性能を強化


 虎ノ門ヒルズは築地虎ノ門トンネルの虎ノ門側出入り口付近に位置している。その直下のトンネル内部は、コンクリートの表面にケイ酸カルシウム板を施工している点が他の箇所と異なる。東京都第一建設事務所環二工事課では、「トンネルの耐火性能を高めて、火災発生時のビルへの延焼やビルからの延焼を防ぐため」とコメントしている。

築地虎ノ門トンネルの虎ノ門側の出入り口と虎ノ門ヒルズ。同トンネルの施工は、虎ノ門ヒルズの地下では建築の施工者でもある大林組が担い、その他の工区では戸田建設・白岩工業JV、銭高組・大日本土木・アイサワ工業JV、鹿島・鉄建・泉建設JV、清水建設・大和小田急建設・さとうベネックJV、鹿島・鉄建・京急建設JV、銭高組・大日本土木・アイサワ工業JV、清水建設・青木あすなろ建設・さとうベネックJVが分担した(写真:日経コンストラクション)
築地虎ノ門トンネルの虎ノ門側の出入り口と虎ノ門ヒルズ。同トンネルの施工は、虎ノ門ヒルズの地下では建築の施工者でもある大林組が担い、その他の工区では戸田建設・白岩工業JV、銭高組・大日本土木・アイサワ工業JV、鹿島・鉄建・泉建設JV、清水建設・大和小田急建設・さとうベネックJV、鹿島・鉄建・京急建設JV、銭高組・大日本土木・アイサワ工業JV、清水建設・青木あすなろ建設・さとうベネックJVが分担した(写真:日経コンストラクション)

ビルの直下ではトンネル内部のコンクリートの表面に耐火板を施工している(写真:日経コンストラクション)
ビルの直下ではトンネル内部のコンクリートの表面に耐火板を施工している(写真:日経コンストラクション)