北海道弟子屈町の釧路川の水中で測量をしていた作業員が昨年11月22日に溺死した事故で、発注者の国土交通省北海道開発局は、川岸にいた助手がすぐに作業員の救助に向かえるよう水中作業に対応した安全装備を身に着けていなかったのは不適切だったとの認識を示した。助手から119番通報を受けた消防署員が救助したが、作業員は搬送先の病院で死亡が確認された。元請けは津村測量設計(北海道中標津町)。北海道開発局は、同社が刑事責任を問われていないものの安全管理が不適切だったとして、2月18日から3月3日まで指名停止とした。
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