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ニュース

「日本発」で固めた足元、ニャッタン橋の主塔完成

2013/09/02

 三井住友建設とIHIインフラシステムは8月28日、ベトナムの首都ハノイ市で建設しているニャッタン橋(日越友好橋)の5本の主塔が完成したと発表した。日本発の建設技術である鋼管矢板基礎工法を採用したのが特徴だ。現場では、2014年末の完成を目指して鋼桁の架設が本格化している。

全ての主塔が完成したニャッタン橋では、鋼桁の架設が本格化している。主塔建設とアプローチ橋の下部工事には、日本人13人を含めて約280人のスタッフが関わった。作業員を合わせると、最盛期には11カ国から1日に約1200人が工事に従事した(写真:三井住友建設)

 ハノイ市を流れるソンホン川(紅河)で建設が進むニャッタン橋の主橋部は、橋長1500mの6径間連続鋼桁斜張橋。これに橋長1580mのアプローチ橋を加えた「ニャッタン橋建設工事パッケージ1」として、ベトナム交通運輸省が発注した。日本の政府開発援助(ODA)案件だ。三井住友建設は主塔の建設とアプローチ橋の下部工事を、IHIインフラシステムは上部工事(桁の架設)を担う。

 ニャッタン橋の建設事業は10年のハノイ市遷都1000年を記念して計画され、当初は09年10月から12年9月の工期を想定していた。ところが、土地収用が難航して工期を2年ほど延長。現在は、14年12月の完成を目指している。

 ハノイ市の空の玄関口であるノイバイ国際空港(大成建設が拡張工事を実施中)と、市内中心部を結ぶ主要な道路は、現在は一本しかない。ニャッタン橋と、その北側で建設中の連絡道路が完成すれば、ルートは二つに増える。社会問題となっている市内の交通渋滞を、大幅に緩和できる見込みだ。

ニャッタン橋(主橋部)の2012年8月時点の施工状況。高さが110mもあるA字形の主塔の建設が進んでいる(写真:三井住友建設)

ハノイ市のソンホン川で建設しているニャッタン橋の主橋部の一般図。合計5本ある主塔のうち2本は陸上部に、3本は河川部に設けた。橋長は1500m、主塔の高さは110mある(資料:三井住友建設)
ニャッタン橋の建設現場の位置(資料:日経コンストラクション)

木村 駿日経コンストラクション

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