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ニュース

「神経」を持つ橋梁に潜入

東京ゲートブリッジの桁下で考える維持管理の将来像

2013/08/26

 うだるような暑さとなった7月18日の午後。記者は国土交通省と東京都の協力を得て、取材のために東京ゲートブリッジに立ち入った。

 歩道脇の小さなマンホールから、はしごを伝って箱桁に入る。桁の中は蒸し風呂のようだ。ぶら下げたカメラをぶつけないように注意しながら補剛材をまたいで歩くだけで、1分とたたないうちに汗が噴き出した。出発前に「体調は万全ですか」と確認された意味が飲み込めた。

 息苦しい桁内から抜け出ると一転、潮風が心地よい。30m下の海面が目に飛び込む。トラス下弦材の検査路を160m進み、ようやく主橋脚にたどり着いた。額を拭っていると、同行してくれた国交省東京港湾事務所の横田昭人総合評価係長が、支承の脇に置かれた金属の箱を指差した。「これがお目当てのセンサーだよ」。

歩道の脇にある小さなマンホールから、東京ゲートブリッジの桁内に入る(写真:日経コンストラクション)
桁内の様子。補剛材や設備用のラックなどがあるので歩きにくい(写真:日経コンストラクション)

東京ゲートブリッジの主橋脚(写真:日経コンストラクション)

東京ゲートブリッジの主橋梁部。鋼3径間連続トラスボックス複合構造を採用し、橋長は約760m。アプローチ橋などを含めた事業費は約1125億円だ(資料:東京都)
東京ゲートブリッジの位置。1日当たりの平均交通量は約2万6000台だ(資料:東京都)

木村 駿日経コンストラクション

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