建設費は1260億円と試算
これらの建設費は、既存の豊洲駅の改良費用などを含め、概算で約1260億円。試算では新たな路線の利用者に、加算金として最大で70円の負担を求めることによって、開業から29年で収支を黒字に転換できる結果が得られた。
ただし、現在の豊洲駅と住吉駅間の運賃は、大手町駅を経由するルートで190円。試算では新しい路線を利用すると走行距離が短くなるので、距離に応じた運賃は160円になる。江東区によれば、利用者の負担はこの運賃に70円加算されて230円になるので、現行の運賃との差は最大で40円になるという。