あと3回、多軸台車を使って一括架設
今回の取材日は、計4回ある多軸台車による桁一括架設の1回目だ。交差点をまたぐ北行きの桁で、架設ベントで区切られた半分にあたる。南行きの1径間には、今回の様な吊り上げでなく、多軸台車上の架台による架設がある。交差点の前後の区間ではクレーンによって架設する計画だ。
工事概要
- 名称=(負)高速八重洲線架替上部・橋脚工事
- 施工場所=東京都中央区銀座8丁目他
- 発注者=首都高速道路会社西東京管理局
- 設計者=概算設計:パシフィックコンサルタンツ(管理技術者:鈴木久尚)、実施設計:IHIインフラシステム(管理技術者:笠坊英彰)
- 施工者=IHIインフラシステム(現場代理人:柿沼康浩、元請けの技術者数:9人)
- 主な専門工事会社=宇徳(多軸台車)、八千代建設(架設)、OXジャッキ(ジャッキアップ)
- 工期=2011年3月29日~2014年3月22日
- 工費=12億2745万円
- 方式=技術提案価格交渉方式(複数者交渉タイプ)
- 予定価格=なし
写真家・ライター