横浜環状北線の全容と周辺計画

横浜環状北線・北西線の概要
横浜環状北線・北西線の概要(資料:首都高速道路会社)
(資料:首都高速道路会社)

 横浜環状北線は第三京浜道路の港北JCTと、首都高速横羽線の生麦JCTとの間を結ぶ8.2kmの路線だ。2016年度内に開通する予定で、横浜市北西部と横浜中心部、湾岸エリアなどとの連絡強化が見込まれる。

 さらに、港北JCTから北西方向に延びる横浜環状北西線も2012年度から事業着手した。北西線は2021年度内に開通する予定だ。保土ヶ谷バイパスの渋滞緩和などの交通環境の改善が合せて期待されている。

 横浜環状北線は環境配慮を重視した計画のため、トンネル区間が新横浜出入り口から子安台に至る約6kmと多くを占めている。

 地上部分でも、この記事で取り上げた橋の工事をはじめ、各所で大規模な工事が進行中だ。例えば、子安台でJR線と京浜急行線をまたぐ高架桁の送り出し、そこから生麦JCTに至るエリアで橋脚工事が進められている。

横浜環状北線の位置図
横浜環状北線の位置図(資料:首都高速道路会社)
横浜環状北線の断面図
横浜環状北線の断面図(資料:首都高速道路会社)
(資料:首都高速道路会社)