鹿児島県の薩摩川内市と日本工営は、出力30kWの「らせん水車」を市内の小鷹井堰付近に設置して小水力発電の実証事業を始める。2012年度中に流量測定や詳細設計に着手し、14年度中に実験を開始したい考えだ。出力10kW超のらせん水車を導入する事例としては、国内初となる。10月31日の調印式で同市の岩切秀雄市長は「今回の実証事業をはじめ具体的な事業の実施により、エネルギーに対する市民意識の向上につなげたい」と述べた。
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