土地収用の遅れに現場作業の遅れ――。ベトナムで工事が遅れるのは当たり前と見なされている。作業の遅延は、建設会社が国営企業であることが一因。遅れても「身内」である発注者に泣きつけばいい、というわけだ。そんななか、首都ハノイ市を取り囲む環状3号の南西部分、延長約2kmの高架道路の建設現場では、30カ月の工期を15カ月に半減した。手掛けたのは三井住友建設だ。

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