2012/02/23
岩手、宮城、福島の東北3県の2012年度一般会計当初予算は、災害復旧事業費を含む公共事業費の押し上げで過去最大規模の額を計上した。3県の一般会計当初予算の総額は、前年度の約1.8倍に上る4.4兆円となる。
震災の人的・物的被害の約6割が集中した宮城県は、震災対応経費だけで例年の当初予算規模を上回る9048億円を計上した。
3県とも災害復旧事業費の計上額が大きい。岩手県は約2821億円、宮城県は国直轄事業費分を除いて約2981億円、福島県も国直轄事業分を除いて約782億円をそれぞれ確保した。
一方で、震災対応以外の公共事業をはじめとする通常の予算は11年度より抑えた。岩手県の通常分の予算は、前年度比6.1%減の6532億円。宮城県も、公共事業費のうち補助事業を25%、単独事業を20%、それぞれ前年度よりカットする基準を設定し、通常の予算分が4年ぶりに8000億円を下回る緊縮型としている。
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