台風10号の影響で2003年8月に北海道日高町の沙流川(さるがわ)の支流が氾濫(はんらん)。氾濫は沙流川の堤防に設けた水門の操作を国が怠ったことが原因として、住民など8者が合計約9000万円の損害賠償を求めていた裁判で、札幌地方裁判所は国の責任を認めて約3190万円を支払うよう命じた。国土交通省北海道開発局は判決を不服として、5月12日に控訴している。
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