2009年9月~10月にフィリピンを襲った台風の被災状況を調査した土木学会の調査団(団長:大石哲神戸大学都市安全研究センター教授)の報告会が2月1日に開かれ、首都マニラなどを直撃した台風被害の一部が明らかになった。ルソン島北部では堤防が長さ数百メートルにわたって決壊し、南部では浸水が長期化していた。計画流量を大幅に上回る洪水量で10m以上も水位が上昇した河川もあった。
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