羽田空港D滑走路で撮影する篠山紀信氏(写真:日経コンストラクション)
羽田空港D滑走路で撮影する篠山紀信氏(写真:日経コンストラクション)

 日経コンストラクションは、土木の魅力の掘り起こしを狙って、1月8日号で篠山紀信氏に現場の撮影を依頼した。

 篠山氏は、山口百恵や宮沢りえ、ジョン・レノンとオノ・ヨーコなど、その時代を代表する人物を撮り続けている。そんな篠山さんが、「羽田空港D滑走路」と「東京港臨海大橋」の現場を撮影した。

 「現場というのは、平たんな、何も起こっていないところから、エネルギーが立ち上がっていく。そのたくましさがいい。僕には、そういう屹立(きつりつ)していくエネルギーに対するリスペクトの気持ちがある。だから、撮った写真を改めて見てみると、たくましいのと同時に色っぽい、ある種のエロチシズムを感じる。それが僕の写真の基本だと思う」(篠山氏)。

 篠山氏の視点で撮られた写真には、技術者や専門家が気付かないような土木の新しい魅力が詰まっている。

 1月8日号では10ページにわたって、篠山氏が撮影した写真とインタビューを掲載。ぜひご覧下さい。

東京港臨海大橋での撮影風景(写真:日経コンストラクション)
東京港臨海大橋での撮影風景(写真:日経コンストラクション)