前原誠司国土交通相が9月16日に就任してから2週間。八ツ場(やんば)ダムの中止、日本航空の再建などの問題に対する、前原氏のかじ取りに注目が集まっている。民主党は「脱・官僚依存」「政治主導」を掲げ、政策転換を訴える。前原氏は国交相就任に当たってどのような問題意識を持ち、自らの言葉で何を語ったのか。民主党政権の国土交通行政に対する基本スタンスを読み解くカギがここにある。以下では、9月17日に国交省で開かれた就任会見での発言と質疑応答を詳細にお伝えする。
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