大阪府は7月30日、一定水準以上の技術を有する製品を認定し、発注仕様書に特記する「大阪府LED道路照明技術評価制度」の認定募集を開始した。対象は、日本国内に本店登記を有するすべての大手メーカーと中小企業。認定は有識者による大阪府LED道路照明技術評価委員会(委員長:伊瀬敏史・大阪大学大学院工学研究科電気電子情報工学専攻教授)が行う。

 同時に「ベンチャー新技術活用府道照明灯LED化モデル事業」の募集も開始した。これは、府内中小・ベンチャー企業のLED道路照明灯製品を、府道の道路照明灯として活用するというもの。大阪府LED道路照明技術評価制度に応募する企業のうち、大阪府内に本店登記をしている中小企業が応募できる。初期需要の創出および受注実績を通じた信用力向上による販路開拓支援などが目的。