肥料の原料となるリン酸塩を下水汚泥の焼却灰から回収する新技術が注目を集めている。新技術は、岐阜市と日本ガイシグループが約5年かけて開発。回収施設を新たに建設し、2009年夏に稼働する予定で、下水処理費用の削減と希少資源のリサイクルが可能となる。原料の枯渇で高騰するリン酸のほぼ全量を輸入に頼ってきた日本にとっては、大きな前進といえそうだ。
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