2006/03/03
防衛庁は3月3日,防衛施設庁の官製談合事件に関与した疑いがある企業など178社を,同日から3月31日まで指名停止にすると発表した。
防衛施設庁の発注工事で官製談合の疑いがある入札に参加した会社のほか,旧・新東京国際空港公団が発注した工事で社員などが起訴された会社,2002年度以降に防衛施設庁建設部が関与してOBが再就職した会社を指名停止の対象とした。
178社のうち,防衛施設庁と旧・新東京国際空港公団発注の工事で談合への関与が疑われて指名停止となった会社は76社。OBが再就職している会社は155社。重複する会社が複数ある。大手建設会社のほとんどが含まれる。
防衛施設庁は談合事件を受けて,1月中旬から入札の実施を見合わせていた。2005年度の未発注工事は711件,総額で1202億円にのぼる。これまでに発注済みの工事は663億円。3月末までに発注予定の土木工事には,岩国飛行場の滑走路移設に伴う数十億円規模の工事もある。
大型工事では入札参加者がいなくなる恐れもあるが,防衛施設庁建設部では,「指名停止になった会社以外にも多くの会社がある。全く施工ができなくなるとは考えていない。場合によっては入札の参加条件を緩和するなどの工夫をして,すべての入札を年度内に実施したい」としている。
[ケンプラッツ]
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