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編集長が語る日経コンストラクションの見どころ

せっかく入ってきた若手、どうやって定着させる?

2014/04/11

 4月に入り、多くの職場で新入社員(職員)を迎えていることと思います。入職者不足に悩む建設業界にあって、新人がやって来たのは喜ばしいことですが、数年で離職してしまう若手が多いのもまた事実。どうやって彼らを定着させるか、今から心配をされている方がいらっしゃるかもしれません。

 日経コンストラクションの4月14日号では、若手が入職するこのタイミングに合わせ、特集「若手を逃すな!」を企画しました。


日経コンストラクション2014年4月14日号特集「若手を逃すな!」から

 特集記事では、若手定着に効果を上げている建設会社や建設コンサルタント会社の取り組みを紹介しています。新人教育のプログラムをガチガチに組み上げた、というより、もう少し「ベタ」な事例を取り上げました。

 例えば、39歳以下の社員が全社の3分の2を占めるフクザワコーポレーション(長野県飯山市)。独身の若手社員のために社員寮で3食の賄いを始めたほか、社員の要望で野球チームを結成しています。もちろん、賄いや野球チームがあるから社員が定着しているという訳ではなく、同社が若手を継続的に採用し、働きやすい環境をつくっているという一端が、これらの取り組みに現れていると言えます。

 オリエンタルコンサルタンツでは、小学校への「出前講座」を実施しています。それが若手の定着にどう結び付くのか? 実は、子どもたちにインフラ整備の意義を伝える目的にとどまらず、伝える側の社員に仕事のやりがいや魅力を再認識してもらうことが主眼なのだそうです。

 近年、若手があまり入ってこなかった職場では、「この大事な若手をどうやって教育するか」と肩肘張って考えてしまいがちです。しかし、むしろ「働きやすい環境をつくる」、「仕事にやりがいを感じてもらう」ための工夫が、若手の定着には有効なのかもしれません。

野中 賢=日経コンストラクション編集長日経コンストラクション

インフラから始める地方創生──2017年9月25日号を公開しました

多くの自治体が税収減や福祉予算の増加に頭を抱えるなか、新幹線や高速道路といった従来型のインフラ整備による地域振興策には限界がある。一方、規模は小さくても設計や施工、運営に住民や企業を巻き込むことによって、インフラは地域を活性化する起爆剤となる。
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