私立総合大学大学院

修士課程1年
Fさん(女性)
Fさん(女性) ものづくりに興味があったのだが、学部選択は専攻内容がよく分からずに決めた。学部の名称変更から間もない時期だ。だが入学後は、実験などの体験を通じて土木に親近感を抱くようになった。学部3年次に発生した東日本大震災で防災工学に強い興味が湧き、学部卒で就職も考えたが、大学院に進学。将来は、鉄道やエネルギー関連などインフラ系の会社で、維持管理や防災に関する仕事に携わりたい。地元である首都圏を離れたくないことも、私には仕事選びの大切な基準。
修士課程1年
Gさん(男性・中国人留学生)
Gさん(男性・中国人留学生) 鉄道会社に勤める父の勧めで母国の大学で4年間、土木を専攻。昨年来日し、日本語研修を経てこの春、今の大学院に入った。子供時代から日本に強い興味があり、憧れての留学だ。大学院での研究テーマは、既設橋梁の耐震補強。いつかは母国に戻りたいが、今は日本の土木技術をしっかり学びたい。そして日本の建設会社に入り、日本人と一緒に働きたい。この秋から就職活動を始めるつもりだ。2020年の東京オリンピックに関連する仕事にも携わることができたら嬉しい。
修士課程1年
Hさん(男性・韓国人留学生)
Hさん(男性・韓国人留学生) 母国の大学で土木を1年学び、兵役を経て来日。日本の進んだ土木技術を学びたかったからだ。2008年に今の大学に学部入学した。日本の大手建設会社に内定をもらい、来年春から施工技術者として勤務する。内定先の現場見学では、技術面に加えて品質や安全に関する取り組みにも感動した。母国では、終業後に掃除をする現場など見かけない。これも品質の一種だと思う。日本の会社でずっと働きたい。将来は大規模な新設工事がまだ期待できる海外の現場に出してほしい。