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編集長が語る日経コンストラクションの見どころ

インフラを大胆に造り変える技術が必要になる

2010/12/09

 社会資本のストックを有効に活用するには、予防保全によって土木構造物の寿命を延ばすことが不可欠ですが、それだけでは不十分です。社会のニーズの変化に対応して、場合によっては土木構造物を大胆に造り変える技術が必要になります。日経コンストラクション12月10日号の特集は「ストック時代の大改造技術」と題して、土木構造物を造り変える技術のトレンドを追いました。

 特集は「造り直す」「造り足す」「壊す」の3部構成。最新の事例を盛り込むだけでなく、過去に日経コンストラクションに載せた事例も資料として収録し、土木構造物の大改造技術の集大成を目指しました。

 個々の事例を見ると、ユニークな発想とそれを実現させた技術力に目を見張ります。老朽化した橋を盛り土構造に変えたり、ボックスカルバートで補強したり。あるいは、既設のトンネルから別のトンネルを分岐させたり、既設のトンネルを拡幅したり…。

 土木構造物を壊すのも一筋縄ではいきません。点検や補修だけでなく、新設の知識も求められるとの指摘があります。解体には新設と同じような重機を使うことも多いですし、橋の場合は架設と逆の手順で解体するのがセオリーなので、架設の知識が欠かせないのです。

 土木構造物の大改造には、新設以上の難しさが伴うことは間違いありません。最新の事例や過去の実績の情報を蓄積し、次代の大改造に生かすことが重要だと思います。

畠中 克弘=日経コンストラクション編集長日経コンストラクション

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