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編集長が語る日経コンストラクションの見どころ

補修・補強は本当にもうからない?

2008/08/21

 将来とも手堅い市場だとわかっていても、利益を出すのが難しくておいそれとは踏み込めない――。最近の入札不調の多発が象徴するように、補修や補強が一筋縄ではいかない仕事であることは確かです。

 でも、ショーボンド建設のように、補修や補強を主戦場としながら増収増益を続けている会社もあります。日経コンストラクション8月22日号の特集は「補修・補強のもうけ方」と題し、補修や補強の仕事をものにする手だてを探りました。

 自社の強みを生かす選別受注は、新設だけでなく補修・補強の領域でも重要な戦術となっています。ショーボンド建設では、以前は手がけていた法面の補修・補強やトンネルの裏込め注入などを手控えるようになりました。自社の強みを必ずしも生かせないといった判断からです。

 工期短縮やコストダウンを実現する技術を前面に押し出して補修・補強市場を開拓しようとしている建設会社もあります。身の丈に合わない小口工事をものにするために、特殊な材料やシステムを開発して販売収入などを得ようとしている建設会社もあります。その一方で、最近は数億円、数十億円の大口工事も発注されるようになり、大手建設会社にも勝機が出てきました。

 建設コンサルタント会社では、土木構造物の点検業務の受託を重視する姿勢が目に付きます。まず点検業務で実態をつかんで未成熟な補修・補強技術のノウハウを得て、設計や維持管理計画などの後工程の技術提案で優位に立とうというわけです。

 建設会社でも建設コンサルタント会社でも、補修や補強の仕事は厄介だからと手をこまねいている会社ばかりではありません。新設とは異なるアプローチでものにしようとしている会社もあります。詳しくは特集記事をお読み下さい。

畠中 克弘=日経コンストラクション編集長日経コンストラクション

俺たちが土木を変える!──2018年1月22日号を公開しました

前例や慣習にとらわれず、土木業界に新しい風を吹き込む存在が求められている。編集部ではそんな変革を実践し続ける10人を、業界の内外から選んだ。彼ら「テクノロジスト」の生き様から、今後の土木業界を展望する。
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