15Rの大きな丸みがぶつかった時の衝撃を和らげる(資料:フクビ化学工業)
15Rの大きな丸みがぶつかった時の衝撃を和らげる(資料:フクビ化学工業)
内壁出隅施工例。せっこうボードと連続させて施工できる(資料:フクビ化学工業)
内壁出隅施工例。せっこうボードと連続させて施工できる(資料:フクビ化学工業)

 フクビ化学工業は、住宅の内壁の出隅の角に丸みをつける不燃性の下地材「不燃Rコーナー」せっこうボード9.5mm用を、2015年5月12日から発売している。

 住宅の内壁の角張ったコーナー部は、ぶつかるとケガをする危険性がある。内壁下地として広く使用されているせっこうボードでは、角に丸みを付けられないため、一般には弾性のある樹脂製の下地材を角部に設けるなどして対策を図っている。樹脂製下地材は可燃性の製品が多いため、同社は、コーナー部に丸みを付けられる不燃性の内装下地材を開発した。現在販売中の「不燃Rコーナー」せっこうボード12.5mm用、12.5mm2枚張り用、15mm用に引き続き、今回、新たに9.5mm用を用意した。

 アールのラインは15R(半径15mmの弧)の大きな丸みで、壁や階段の袖壁のコーナーなどに柔らかな雰囲気をつくりだす。また角張ったコーナーは汚れやキズがつきやすいが、丸みがあることでクロスの早期損傷を防止することもできる。

 仕上げ材はクロスのほかに、じゅらく、漆喰(しっくい)、珪藻土などの塗り壁にも対応する。

 価格は、1430円/本(税別、10本入りで規格寸法は2500mm)。材質は、繊維混入セメントとけい酸カルシウム板。

問い合わせ先:フクビ化学工業
番号:0800-919-2911
URL: http://www.fukuvi.co.jp/

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