自然な響きを追求した「アビテックス セフィーネNS」(資料:ヤマハ)
自然な響きを追求した「アビテックス セフィーネNS」(資料:ヤマハ)
新開発の音場壁パネル(資料:ヤマハ)
新開発の音場壁パネル(資料:ヤマハ)
即日組み立て可能なジョイント方式のパネル工法(資料:ヤマハ)
即日組み立て可能なジョイント方式のパネル工法(資料:ヤマハ)

 ヤマハは、より自然な響きに近づけた音場をつくる防音室「アビテックス セフィーネNS(エヌエス)」を、2015年7月24日から全国で発売する。

 製品名に「NS(Natural Sound)」とあるように、より自然に近い響きを目指して開発した。調音パネルと吸音パネルを一体化した新開発の音場壁パネルを採用し、9タイプある防音室それぞれの内寸に合わせて、音場壁パネル内の音響共鳴管の最適な長さを設計した。また音場壁パネルを大型化することにより低域65Hzまでの吸音性能が向上。低域のこもり音が低減することで、ピアノやチェロなどすっきりした低音を響かせることができる。

 吸音パネルには取り外し可能な吸音材を6枚内蔵しており、吸音材の枚数や外す位置を調節することで、好みに合わせた響きの微調整ができる。オプションの音場天井パネル「OJTPS」を併用すれば、より広い範囲での音響調整が可能だ。

 組み立て方法はジョイント方式のパネル工法で、設置現場で即日組み立てが可能だ。窓やドアのパネルサイズの規格を統一しているため、部屋のレイアウトに合わせて自由に組み合わせることができる。

 広さのバリエーションは、管楽器・弦楽器・声楽用に0.8畳、1.2畳、1.5畳の3タイプ、アップライトピアノ向けの2.0畳、2.5畳の2タイプ、グランドピアノも設置できる3.0畳、3.5畳、3.7畳、4.3畳の4タイプ、計9タイプの広さを用意している。

 壁高は2000mm、2200mmのタイプ(0.8畳タイプは2000mmのみ)があり、遮音性能はDr-35(「小さな人の話し声」程度)、Dr-40(「かすかな話し声」程度)の2タイプから選択できる。

 価格は58万~227万円(0.8~4.3畳タイプ、税別、別途組み立て費と運送費が必要)。

問い合わせ先:ヤマハ
電話:0570-070-808
URL: http://jp.yamaha.com/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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