木の特質を損ねない自然な発色が魅力(資料:ヤブ原産業)
木の特質を損ねない自然な発色が魅力(資料:ヤブ原産業)

 ヤブ原産業は、日本古来の塗料でありながら、その詳細は不明とされていた「久米蔵」を自然素材のみを原料として現代によみがえらせ、「古色塗料 久米蔵」として販売している。

 日本の伝統建築の趣を実現する木造用塗料として、「古色塗料 久米蔵」は神社仏閣や古民家のリフォーム、木の質感を重視する建築物や家具などの塗装に用いられている。浸透性水性塗料なので木材の呼吸を妨げることがなく、手触りや風合いなど木の本来の魅力を阻害しない。

 自然素材のみを使っているので、シックハウスの原因となるホルムアルデヒドなどの有害物質は発生しない。刷毛やローラーなどで簡単に塗ることができ、塗り重ねも可能。原液を塗って乾燥させた後、専用渋を塗布して仕上げる。

 古色塗料5種類のほかに、「おうど」「べんがら」などモダンカラー5色もラインアップ。植物油を一切使わない完全水性塗料なので、水を加えることにより好みの濃淡を演出できる。

 価格は税別で、古色塗料A色~E色が2kgで1万5600円、モダンカラーが2kgで1万円。専用渋が2リットル3600円。 

 2013年「第3回HEADベストセレクション賞」受賞。

問い合わせ先:ヤブ原産業
電話:048-297-4111
URL:http://www.yabuhara-ind.co.jp/

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