PC画面の営業推進台帳(資料:ダイテック、福井コンピュータアーキテクト)
PC画面の営業推進台帳(資料:ダイテック、福井コンピュータアーキテクト)
スマートフォンでは上のPC画面のデータがこの形で表示される(資料:ダイテック、福井コンピュータアーキテクト)
スマートフォンでは上のPC画面のデータがこの形で表示される(資料:ダイテック、福井コンピュータアーキテクト)

 ダイテックと福井コンピュータアーキテクトは、2014年7月に開始した「工務店向けクラウドコンピューティングサービス」を、導入したユーザーの声を反映しながらバージョンアップし、受注に直結する営業ツールとしての機能を強化した。

 「工務店向けクラウドコンピューティングサービス」は、工務店の基幹業務全般をサポートするサービスとして、見積書や工事管理、入出金管理、原価管理、スケジュール、図面や書類の情報共有など、業務の効率化につながる機能を提供してきた。

 「探したい資料がすぐ見つかるようになった」「事務処理にかかる時間が大幅に減った」「出先でも正確なデータがすぐに確認できるので、商談が進めやすくなった」など、導入したユーザーからその効果を実感したという声が次々に届いている。また、クラウドシステムなので、OSやソフトのバージョンアップに対応する煩わしさがなくなったことを評価する声も多い。

 当初は、工事の計数管理による時間や事務処理にかかる時間の削減といった面がクローズアップされていた。導入事例が増えるにつれて、顧客データや工事データなどの膨大な資料が即座に検索できることから、営業面の効果も実感されるようになってきた。

 業務効率化によるコストダウンで利益を向上させるだけでなく、顧客データを有効に活用して新たなビジネスチャンスにつなげる活動を支援するため、2015年2月には大幅なバージョンアップを実施。営業推進台帳機能を整備し、新規の見込み顧客の情報も簡単に取り込めるようにした。また、スマートフォン対応の画面を新設して、営業担当者が「いつでも・どこでも」データを活用しやすい環境も整えた。

 OB顧客のデータはエクセルから取り込めるので、データベースはすぐに構築できる。導入したユーザーの多くは、3カ月の無償試用期間中にダイテックのサポートを受けながらデータを移行している。OB顧客の履歴の検索が容易になるだけでなく、工事終了後もリフォームやメンテナンスの時期を事前にメールで知らせてくれるなど、営業が能動的に働きかけることも可能にした。

 今後は、受注拡大につながる機能をさらに充実させていくとともに、アクセス権の管理機能や担当者ごとの操作メニューをカスタマイズできるようにするなど、バージョンアップを図っていく予定だ。

 価格は、基本料3万5000円(税別)に加え、使用量に応じて従量課金。

問い合わせ先:ダイテック
電話:03-6262-3225
URL:http://www.daitec.co.jp/

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