丸みがあり掃除のしやすい「ラクふきフォルム」のGタイプ(資料:LIXIL)
丸みがあり掃除のしやすい「ラクふきフォルム」のGタイプ(資料:LIXIL)
従来のストレートラインを引き継ぐSタイプ(資料:LIXIL)
従来のストレートラインを引き継ぐSタイプ(資料:LIXIL)
価格を抑えたEタイプ(資料:LIXIL)
価格を抑えたEタイプ(資料:LIXIL)

 LIXILは、狭い場所でも快適なトイレ空間を実現でき、新たな技術の導入によって清掃性や節水機能が進化し続けているタンクレストイレ「SATIS」を販売している。2013年からは商品体系をG、S、Eの3タイプに刷新。14年5月末には累計出荷台数が100万台を突破した。

 85%以上が0.4~0.5坪という日本の住宅のトイレ設置面積に対応するため開発された「SATIS」。01年に発売された最初のモデルは、従来約790mmだったトイレの奥行きを650mmに縮小しタンクレスにすることで、足回りを広くし手洗器を別に設置することを可能にするなどトイレ空間の設計の自由度を拡大した。

 04年のモデルでは、デザインをストレートなラインを強調したものに一新。便器の形のイメージを変えた斬新なデザインは、現在のSタイプに引き継がれている。

 09年モデルでは、節水機能が大幅に向上。便鉢のすみずみまで水を行き渡らせる水流コントロールの研究を重ね、業界水準では大洗浄13リットルとされていた水使用量を5リットルまで削減した。13年発売のGタイプでは、新機能「すみずみウォッシュ」の搭載により、これをさらに4リットルまで減らしている。

 掃除のしやすさは初代モデルから一貫して追求してきた。フタを持ち上げて隙間の汚れを拭き取れる「お掃除リフトアップ」をはじめ、汚れが入りやすい継ぎ目をなくし裏面に防汚素材を使った「キレイ便座」、使わない時はノズルを収納して汚れから守る「ノズルシャッター」を標準装備。またGタイプ、Sタイプでは、シャープのプラズマクラスター技術の導入により、除菌、抗菌機能も高めている。

 タンクレストイレへの需要が高まるにつれて、機能を制限することで価格を下げたEタイプの投入やリフォーム対応の機能充実など、「SATIS」の展開は更なる広がりをみせている。

 価格は、税別でGタイプ30万5000円〜、Sタイプ24万2000円〜、Eタイプ19万9000円〜。

 2011年「第1回HEADベストセレクション賞」受賞。 

問い合わせ先:LIXIL
電話:0120-179-400
URL:http://www.lixil.co.jp/

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