計測装置は3G通信回線機能を備えている(資料:コンテック)
計測装置は3G通信回線機能を備えている(資料:コンテック)
SolarView Airのシステム構成図(資料:コンテック)
SolarView Airのシステム構成図(資料:コンテック)

 コンテックは、太陽光発電設備の状態をパソコンやスマートフォンでいつでもどこでも確認できるクラウド型の新パッケージ「SolarView Air(ソーラービュー・エアー)」を2014年10月22日に発売した。

 同社は太陽光発電計測・観測システムを「SolarView」の総称で展開し、ノウハウを積み重ねてきた。今回の「SolarView Air」では、そのノウハウに加え、計測装置に3G通信回線機能を搭載しクラウドサービスと組み合わせることで、太陽光発電現場での通信回線工事を不要にし、インターネットを介して発電量や設備の状態を確認することが可能になった。

 遊休地を活用した野立てや土地付き分譲型発電所の場合、現地に電話線が設置されていないケースも多い。従来型の監視装置は有線ネットワークでなければ使用できなかったが、3G回線を備えた「SolarView Air」は、電源を入れればすぐに稼働する。

 14社102種類以上(2015年2月時点)のパワーコンディショナーに対応しており、計測装置は9台までのパワーコンディショナーと接続可能で、最大20拠点の発電所データを一括監視できる。リアルタイムの発電量や、1日・1カ月・1年毎の累計発電量を確認できるほか、パワーコンディショナーに異常が生じた際は、指定したメールアドレスにメッセージが届くので迅速な対応が可能になる。

 価格は初期費用が40万円程度で、年間使用量が税別・通信費込みで2万4000円。

問い合わせ先:コンテック
電話:06-6477-4985
URL:http://www.contec.co.jp/

※無料で本資料の全文をご覧いただけます

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