高所作業用ランヤード「駕王」のフック部分が「剣フック」(資料:基陽)
高所作業用ランヤード「駕王」のフック部分が「剣フック」(資料:基陽)

 基陽(兵庫県三木市)は、建設現場の高所作業に不可欠な安全帯のフック部分を架け替えのしやすい構造にした「剣フック」を2014年6月に発売した。

 高所からの落下事故は、墜落防止ロープのフックを移動のために外す時に一番起こりやすいという。従来のフックは、足場のパイプとフックの間に指が当たって外しにくく、そこに意識が集中して足下が疎かになることが事故の原因となっていた。

「剣フック」は外しやすさを追求するため、人の指の形を模したデザインを採用し、開口部を従来の一般的な製品に対して116%拡大。取り外しの際に指が挟まれない形状にした。また素材には鍛造アルミを使い、これまで400g程度だったフックを236gと大幅に軽量化している。

 2014年度グッドデザイン賞「金賞」受賞。

問い合わせ先:基陽
電話:0794-82-2304
URL:http://www.kh-kiyo.com/kh/

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