都内で和食店「暗闇坂宮下」を展開する宮下大輔氏から、新しい和の飲食店にしたいと、内装設計を依頼された片山正通氏。片山氏はいつも「自分の考えを素直に表現すれば、空間はおのずと日本らしくなるのではないか」と考えている。和や和風を意識しているうちは、和を演出した空間になる。そうではなく、日本に暮らす人間が心地よく感じるものを純粋に表せば、すなわち和になる。ここではそうした考えを実践した。
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