住育エンタテインメント「住まいダービー」の長月杯が、9月1日から始まりました!今回も、三次元感覚で住まいを操る建築家や、老舗工務店の若旦那、国の住宅政策担当者など、多彩な顔ぶれがクイズを出題します。挑戦するのが楽しみな問題ばかりです。ここでは、長月杯の中で最も“アツイ!?”100年の時を経て地元の暮らしを支え続ける老舗工務店の若旦那・青木哲也さんに聞いた「家づくりのオトコの現場」についてご紹介します。


地元の暮らしを支える熱きオトコ、青木工務店4代目社長の青木哲也さん(写真:青木工務店)
地元の暮らしを支える熱きオトコ、青木工務店4代目社長の青木哲也さん(写真:青木工務店)

 住まいについて知れば知るほど、家に愛着を感じ大切にしたくなるもの。家を大切に使うことは、その家の資産価値を高めることにもつながります。【住まいダービー】が狙っているのは、皆さんの住まいへの愛情を高めることです。大事な知識がたくさんありますが、実は、今住んでいる自分の家を、誰がどうやって建てたのか、知っている人は意外に少ないのではないでしょうか?

 住まいづくりにはたくさんの人が関わっています。なかでも、実際に柱や梁を組み、つくり上げてくれるのは現場の大工さんです。でも、住まい手が大工さんに会う機会は、それほど多くありません。建ててくれる人の顔を知らないと、やはり不安になるもの。食品だって、生産者の顔が見えるようにパッケージされた商品が増えてきました。誰がどこでどのように建てたのか、暮らしに関わる大事なことだから、少しでも知っておきたいですよね。

 大工さんは長い時間を掛けて己の腕を磨き、皆さんの住まいを建ててくれています。家の建設現場を見かけることは多くても、素通りすることが多いはず。でも、それが自分の家ならば、ちょくちょく顔を出したい、確認したいと思うでしょう。どう言って現場を訪ねたらいいのか、大工さんに話し掛けて質問してもいいのか、悩む人はクイズに挑戦してみて下さい。大工さんとのお付き合いを円滑にするヒントがあります。

Q 戸建て木造住宅の建設現場。大工の作業で最も回数が多いのは?

a 寸法を測る  b くぎ打ち  c 材料(木材など)を切る  d 図面を見る・確認する

Q 大工泣かせの間取りとは?

a リビングイン階段  b 屋根の形状が複雑  c 坪庭  d こまごまとした部屋が多い

 ちょっと難しいかもしれませんねー。クイズの正解と、思わず「へーッ」とつぶやいてしまう解説は【住まいダービー】に掲載しています。