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人材危機(1)労務費高騰で事業が止まる

2014/06/25

職人や技術者の不足が深刻化している。人手不足によって需給バランスが崩れ、職人の労務費は上昇の一途。それが建設コストの上昇につながり、影響は全国に広がる。日経アーキテクチュアと日経コンストラクションは、職人不足の弊害や実勢コストなどを継続的に取材。6月24日に書籍「人材危機―建設業から沈む日本」を発行した。3回にわたって、人材危機の現状をリポートする。

 建設コストが事業者の収益を圧迫し、プロジェクトそのものを白紙に戻す動きが現れ始めた。労務費高騰が北海道新幹線の開業を見据えた開発計画を直撃。JR函館駅前で計画が進んでいた2つのプロジェクトが相次いで白紙に戻り、2016年3月の新幹線開業に間に合わない公算が高くなった。

JR函館駅周辺の位置図。駅に隣接する敷地で計画されていた複合施設とホテルが、労務費高騰を理由に白紙に戻った(資料:函館市の資料とJR北海道への取材をもとに日経アーキテクチュアが作成)

 函館市は5月29日、JR函館駅に隣接する敷地で進めている「函館駅前市有地等整備事業」を中止すると発表した。同事業は、市や北海道旅客鉄道(JR北海道)が所有する約1万m2の敷地に、一般見学ができる菓子工場や物販店などの複合施設を整備する計画だった。

複合施設の配置図。見学できる工場のほか、テナントを誘致する計画だった。左側がJR函館駅(資料:函館市)

島津 翔日経アーキテクチュア

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