清水建設は砂利を用いて、倉庫などの居室を含まない小規模建物や、貯水タンクといった小規模構造物を液状化から守る「グラベルサポート工法」を開発した。建物の基礎を拡幅し、基礎周囲の表層部に液状化しない砂利を敷き詰める簡易な工法だ。同社広報部によると、地盤表層部に薬液を注入する従来工法に比べて、工費を5分の1~10分の1まで削減できる。施工中も建物を使い続ける「居ながら施工」ができるのも特長だ。
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