JR東日本に一本化し開発加速

 一方、東急電鉄は13年12月27日、横浜駅西口駅ビル計画の計画地内に保有する土地をJR東日本に売却すると発表。これに伴って事業主体をJR東日本に一本化し、計画の推進を加速させる考えだ。これによって東急電鉄は人材などのリソースを、東京都渋谷駅周辺の再開発に傾けるとみられる。

 ただし、東急電鉄によれば駐車場から伸びる歩行者用デッキの大半は、同社が継続して整備を担当。歩行者デッキに隣接する区域の再開発にも取り組むという。

横浜シァルと横浜エクセルホテル東急を解体する前の横浜駅西口(写真:ケンプラッツ)
横浜シァルと横浜エクセルホテル東急を解体する前の横浜駅西口(写真:ケンプラッツ)

2014年1月時点の横浜駅西口の様子(写真:山崎 一邦)
2014年1月時点の横浜駅西口の様子(写真:山崎 一邦)