新駅ビルは高さ180m・33階建て

 環境影響評価書などによれば、計画の内容は次のとおり。新しい駅ビルは、横浜シァルと横浜エクセルホテル東急の両跡地に建設する。オフィスと商業施設などを収容する高さ約180mのビルで、地上33階地下3階建てとなる。延べ面積は約13万6000m2に及ぶ。

横浜駅西口駅ビル計画の平面図(資料:JR東日本、東急電鉄)
横浜駅西口駅ビル計画の平面図(資料:JR東日本、東急電鉄)

横浜駅西口駅ビル計画の断面図(資料:JR東日本、東急電鉄)
横浜駅西口駅ビル計画の断面図(資料:JR東日本、東急電鉄)

 線路の上空には、駅施設と商業施設などを収容するビルや駅の東西をつなぐ歩行者用デッキを設ける。ビルは地上8階地下1階建てで、最高高さは約50m。延べ面積は約1万8000m2となる計画だ。

 駐車場のビルは、横浜駅西口の北側で市道の環状一号線に接する位置に建設する。地上9階で、最高高さは約40m。延べ面積約2万8000m2に、約800台を収容する。

横浜駅西口の北側に建設を計画する駐車場の計画地付近。写真の右側が市道の環状1号線(写真:山崎 一邦)
横浜駅西口の北側に建設を計画する駐車場の計画地付近。写真の右側が市道の環状1号線(写真:山崎 一邦)

写真の中央は派新田間川で、河川の上空に首都高速が走る。写真の左奥に河川を横断する歩行者用デッキが架かる(写真:山崎 一邦)
写真の中央は派新田間川で、河川の上空に首都高速が走る。写真の左奥に河川を横断する歩行者用デッキが架かる(写真:山崎 一邦)

 このほか、駐車場と駅ビルをつなぐ歩行者用デッキを整備する。派新田間川を横断する箇所も含め、東急東横線が地下化する前に線路を敷設していた位置に歩行者用デッキを整備する。