楼門朝市が定着

 武雄市の改革に取り組むのは、2006年に当時最年少で当選した樋渡啓祐市長だ。就任以来7年目を迎える。市政の改革のほか、低迷する武雄温泉への観光客誘致の方策として、当選直後から市内の商店主らに呼びかけて「武雄温泉楼門朝市」を始めた。毎週日曜日に楼門前のメーンストリートを会場に、取れたての新鮮な野菜や果物、漬け物やパンなどを販売する。今ではすっかり定着し、賑わいをみせる。

毎週日曜日の朝7時から開催される「楼門朝市」(写真:村島 正彦)
毎週日曜日の朝7時から開催される「楼門朝市」(写真:村島 正彦)

新鮮な野菜や果物のほか、地元生産者による加工食品なども並ぶ(写真:村島 正彦)
新鮮な野菜や果物のほか、地元生産者による加工食品なども並ぶ(写真:村島 正彦)

温泉旅館の宿泊客も浴衣姿で朝市での買い物を楽しめる(写真:村島 正彦)
温泉旅館の宿泊客も浴衣姿で朝市での買い物を楽しめる(写真:村島 正彦)

言い出しっぺの樋渡市長も朝市に顔を見せ、観光客との対話や記念撮影に応える(写真:村島 正彦)
言い出しっぺの樋渡市長も朝市に顔を見せ、観光客との対話や記念撮影に応える(写真:村島 正彦)