モダニズム建築の祖のひとりと言われるミースが、あの独特の柱とガラスだけで構成する建築をつくり始めた陰に、坂倉準三がいた。 はたまた、コルビュジエより先に打ち放しに取り組んだのは、レーモンドである。それはモダニズムを揺るぎない内なるものとして獲得した、日本の建築家たちの努力の現れであると藤森氏は分析する。
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